本院にきたのは15年前になります。熊本の個人病院からの転勤でして、本院で泌尿器科を創設するためにやってきました。日々の業務内容は、午前中に外来、午後に手術を行うパターンが多いですね。患者様の数は1日平均20名、多い時で40名ほどでしょうか。主な症例としては、膀胱がん、前立腺がんが多く、内視鏡手術を主体としています。
病院側からのオーダーは特にないので、気持ち的には非常に楽です。自分中心に実績が積めるので、個人の能力を発揮するにはとても良い環境だと思います。自分で仕事のプランを立てられるため、人間関係などのストレスは少ない方ですね。また、病院側のバックアップ体制がしっかりしているので、例えば最新機器なども必要に応じて導入してくれます。泌尿器科では、一昨年新しい破砕機を導入し、患者様に負担の少ない体外衝撃波結石破砕を行っています。
私は朝倉市の隣の小郡市に在住しています。通勤は甘木鉄道を使い通っていますが、通勤時間はわずか20分と、とてもアクセスがしやすいです。私が住んでいる小郡市は、高速道路のICも近くにあるし、西鉄電車の急行も止まります。またすぐ近くには古くから交通の要衝となっている高速道路の鳥栖JCTもあり、九州全土、どこへ行くにも便利な環境です。
尿管ファイバースコープやレーザーなどを今後導入し、内視鏡手術の充実を図りたいと思います。腹腔鏡下手術を強化することで患者様にとっても体への負担を軽減できると考えています。副院長としましては、本院全体の医療をアップデートしていきたいと思います。アバウトなことが許されない世界ですので、専門医の先生方としっかりとチームを組んで、よりよい医療を目指します。
「こんな風にやってみたい」など、明確なビジョンをお持ちの先生の方が、本院には向いているかと思います。院長や事務長にも話が通りやすい環境ですので、ご自分の信念をしっかりと伝えることができ、かつ積極的に様々なことに取り組む姿勢であれば、なお良いでしょう。