設備のご紹介
血管造影室
平成27年10月、心臓カテーテル検査室が稼働しました。
心臓カテーテル検査室では、心臓や血管の検査・治療を行うことができます。狭心症や心筋梗塞などの診断や治療が代表的です。また、心臓内各所の血圧や心拍出量を測定し、心臓機能の評価を行うこともできます。他にも、深部静脈血栓によって発生する肺塞栓症の予防を目的とした下大静脈フィルター挿入術やペースメーカ植込み術、下肢閉塞性動脈硬化症の治療、シャント狭窄部の治療など、様々な検査・治療を行うことができます。これらの検査・治療では、手首や肘、足の付け根の動脈・静脈から心臓まで届く細い管(カテーテル)を入れて行うものがほとんどで、人体への侵襲が少ないとされています。今回新設された心臓カテーテル検査室には、最新の血管造影装置や医療機器が導入されています。
心臓カテーテル検査室では、心臓や血管の検査・治療を行うことができます。狭心症や心筋梗塞などの診断や治療が代表的です。また、心臓内各所の血圧や心拍出量を測定し、心臓機能の評価を行うこともできます。他にも、深部静脈血栓によって発生する肺塞栓症の予防を目的とした下大静脈フィルター挿入術やペースメーカ植込み術、下肢閉塞性動脈硬化症の治療、シャント狭窄部の治療など、様々な検査・治療を行うことができます。これらの検査・治療では、手首や肘、足の付け根の動脈・静脈から心臓まで届く細い管(カテーテル)を入れて行うものがほとんどで、人体への侵襲が少ないとされています。今回新設された心臓カテーテル検査室には、最新の血管造影装置や医療機器が導入されています。
血管造影装置「Artis one」

この装置では、同社従来型に比べよりシャープな撮影像が提供されるようになり、各種診断がより正確に行えるようになっています。
また、「ハートスウィープ」という最新技術が搭載されており、複数の冠動脈を一度に撮影することが可能となります。一度に撮影することで、患者様への被爆量の低減や造影剤投与量を減らすことが可能となります。

さらには、世界最高水準の被爆低減技術も搭載されており、より一層患者様に安心・安全な検査・治療を提供できるよう配慮した装置となっています。
その他医療機器
心臓カテーテル検査室には、大動脈内バルーンパンピング(IABP)や経皮的心肺補助装置(PCPS)といった経皮的補助循環装置も備えており、重症心疾患の治療や心原性ショックといった重篤な生命の危機に陥った患者様にも直ぐに対応ができる体制を整えています。
他にも、心臓カテーテル検査・治療において循環動態を監視するポリグラフ装置、血管内治療時に必要不可欠な血管内超音波装置(IVUS)、冠動脈狭窄の機能評価を行うFFR/iFRなどの各種装置も導入されています。